医療・保健の仕事データベース
専門的・技術的職業従事者

歯科技工士の仕事内容・必要なスキル・給料

歯科医師の指示にしたがって、人工的な歯を作ったり、修繕したりする。

どんな職業か

歯科医師の指示にしたがって、人工的な歯を作ったり、修繕したりする。  いったん歯が損なわれると、物を食べるのが不自由になったり、消化が悪くなるだけでなく、ときには容ぼうが変わったりするなど、心身の健康に関与している。歯は、乳歯の場合を除き、二度と生えかわることがないので、事故や歯科疾患によって歯を失った場合には、人工の歯を作ってそれを補い機能と審美を回復させることが必要になる。  歯科技工士が作る主なものには「クラウン」や「ブリッジ」、「総義歯」「局部義歯」、「インプラント」、「矯正装置」に加え「マウスガード」などがある。  仕事の中心になるのは、非常に精巧な手技工程であり、患者ごとに異なる歯の形や色を把握した上で、専用の道具を使った細かい指先による自然感と機能発揮の造作作業が求められる。近年は設計や加工の一部にCAD・CAMや3Dプリンターなども導入されている。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  パソコン、CAD、CAM、3Dプリンター

この職業に求められるもの

job tag の数値情報から、この職業で重要度が高い項目を並べています。「全職業中の順位」は、収録されている全職業の中でこの項目のスコアが何番目に高いかです。

重要度の高いスキル

読解力傾聴力道具、機器、設備の選説明力文章力クオリティチェック
job tag のスコア。外側ほど重要度が高い。

スキル

項目スコア全職業中の順位位置
読解力4.1191 / 498
上位38%
傾聴力3.8346 / 498
上位69%
道具、機器、設備の選択3.691 / 498
上位18%
説明力3.4339 / 498
上位68%
文章力3.1329 / 498
上位66%
クオリティチェック3.1117 / 498
上位23%
設置と設定3122 / 498
上位24%
指導3.0368 / 498
上位74%
学習方法の選択・実践3.0258 / 498
上位52%
新しい情報の応用力2.9289 / 498
上位58%

知識

項目スコア全職業中の順位位置
医学・歯学3.630 / 508
上位6%
生産・加工2.641 / 508
上位8%
顧客サービス・対人サービス1.7297 / 508
上位58%
設計1.779 / 508
上位16%
工学1.779 / 508
上位16%
機械1.5135 / 508
上位27%
事務処理1.5346 / 508
上位68%
販売・マーケティング1.4196 / 508
上位39%
ビジネスと経営1.3227 / 508
上位45%
芸術1.372 / 508
上位14%

アビリティ

項目スコア全職業中の順位位置
指先の器用さ3.94 / 426
上位1%
色の違いを見分ける力3.77 / 426
上位2%
近接視力3.62 / 426
上位1%
手腕の器用さ3.65 / 426
上位1%
腕と手の安定3.48 / 426
上位2%
手首と指の動作速度3.212 / 426
上位3%
トラブルの察知3.0351 / 426
上位82%
奥行きの知覚(遠近感覚、深視力)2.938 / 426
上位9%
選択的注意(集中する力)2.9155 / 426
上位36%
モノの見え方に関する想像力2.882 / 426
上位19%

歯科技工士のスコアをすべて見る

仕事内容

なるには

歯科技工士になるには歯科技工士国家試験に合格する必要がある。高校卒業後、2年制・3年制の専門学校や短大、4年制の大学などの歯科技工士教育機関に入学、2年以上学んで必要な知識と技能を習得することで歯科技工士国家試験の受験資格が得られる。また、教育機関には夜間部を併設している学校もある。  歯科技工士国家試験に合格すると、厚生労働大臣の指定する登録機関(一般財団法人歯科医療振興財団)に申請することで、歯科技工士名簿に登録、歯科技工士免許が交付される。  就職については、新規採用では学校への求人や関係団体の情報などによるものが多い。  歯科技工士は、細かい指先の作業をしなければならないので、精密かつ正確な技術と知識が求められるほか、コツコツと努力できる根気強さも要求される。優れた細工(入れ歯など)には美的センスも求められる。  資格を取った後も技術の習練が必要であり、一人前になるには数年程度の実務経験が必要と言われている。歯科医師との関係が密接であり、歯科診療所や歯科技工所で経験を積み、やがて独立して歯科技工所を開くこともできる。

就いている人の学歴

学歴割合の目安
専門学校卒0.9
大卒0.1
わからない0.0
高卒0.0
短大卒0.0
高卒未満0

関連する資格

給料

賃金構造基本統計調査では「歯科技工士」として集計されています(2023年・全国)。この区分には1の職業がまとまっています。

きまって支給する現金給与額339.5千円
年間賞与その他特別給与額574.6千円
平均年齢44.8歳
平均勤続年数16.8年
労働者数1,267人

月額給与の推移

348.7331.3313.9296.5279.12020202120222023歯科技工士千円
賃金構造基本統計調査の「歯科技工士」(全国・男女計)。単位は千円。

都道府県別の月額給与

Japanese Prefectures Created by Geolonia (https://geolonia.com/). 沖縄 / Okinawa 鹿児島 / Kagoshima 宮崎 / Miyazaki 大分 / Oita 熊本 / kumamoto 長崎 / Nagasaki 佐賀 / Saga 福岡 / Fukuoka 高知 / Kochi 愛媛 / Ehime 香川 / Kagawa 徳島 / Tokushima 山口 / Yamaguchi 広島 / Hiroshima 岡山 / Okayama 島根 / Shimane 鳥取 / Tottori 和歌山 / Wakayama 奈良 / Nara 兵庫 / Hyogo 大阪 / Osaka 京都 / Kyoto 滋賀 / Shiga 三重 / Mie 愛知 / Aichi 静岡 / Shizuoka 岐阜 / Gifu 長野 / Nagano 山梨 / Yamanashi 福井 / Fukui 石川 / Ishikawa 富山 / Toyama 新潟 / Niigata 神奈川 / Kanagawa 東京 / Tokyo 千葉 / Chiba 埼玉 / Saitama 群馬 / Gunma 栃木 / Tochigi 茨城 / Ibaraki 福島 / Fukushima 山形 / Yamagata 秋田 / Akita 宮城 / Miyagi 岩手 / Iwate 青森 / Aomori 北海道 / Hokkaido
  • ≤272.8千円
  • ≤302.7千円
  • ≤330.9千円
  • ≤376千円
  • ≤525.6千円
色が濃いほど月額給与が高い。県にさわると数値が出ます。出典 賃金構造基本統計調査(2023年)。

歯科技工士の都道府県別の給料を見る

この分類の人はどれくらい動いているか

ここから下は、この職業が属する「専門的・技術的職業従事者」という大きなくくりの数字です。職業ひとつずつの統計は無いため、国の調査で使われている職業分類の単位で見ています。

専門的・技術的職業従事者に入った人は、前はどんな仕事をしていたか

専門的・技術的職業 80%サービス職業 6%管理的職業 3.2%事務 3.2%販売 3%生産工程 2.4%その他 2.1%
  • 専門的・技術的職業80%
  • サービス職業6%
  • 管理的職業3.2%
  • 事務3.2%
  • 販売3%
  • 生産工程2.4%
  • その他2.1%
雇用動向調査から、この分類に入職した人の前職の内訳。同じ分類からの移動が80%を占めます。

この分類に入った人のうち、20%は別の分類の仕事から移ってきています。未経験からの入りやすさをはかる目安になります。

雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)

働き方の特徴

主な就業先は「歯科技工所」、「歯科診療所(歯科医院)」、「病院」、「歯科器材・材料関連企業」、「歯科技工士教育機関」である。また、資格・免許がなくても仕事ができるアメリカなど海外で活躍する歯科技工士もいる。  歯科技工士としての作業は個室で行い、座ったままでの作業がほとんどである。合金や合成樹脂を溶かしたりするので、若干の熱や臭いが出る。粉塵や騒音が発生するので、適切な排気やマスクを着用するなどの防護も必要である。  労働時間は就業先の規定にもよるが、注文の度合いや期限などによって左右されることになる。歯科技工所を経営している場合には、注文を期日どおりにこなすため、長時間に及ぶ場合もある。

仕事の内容が近い職業

スキル・知識・アビリティ・仕事の性質・仕事活動の187項目を標準化して、この職業とどれくらい近いかを計算しています。

出典
職業情報提供サイト(job tag)/厚生労働省 職業情報データベース(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 作成) 数値系 Ver 7.00/解説系 Ver 7.01(2026年7月30日取得)
賃金構造基本統計調査(厚生労働省)「令和2年以降 一般_都道府県別_職種(特掲)DB」を加工して作成
雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)